題名のない子守唄(2006)
上映時間:121分
出演:
クセニア・ラパポルト
ミケーレ・プラチド
クラウディア・ジェリーニ
ピエラ・デッリ・エスポスティ
アレッサンドロ・アベル
北イタリアのトリエステ。この街にやって来た一人の女性、イレーナ。ウクライナ出身という彼女の過去も、ここへやって来た理由も、誰一人知らない。やがて、彼女はある家族に近づいていく。それは、貴金属商を営むアダケル家。そして偶然を装い、アダケル家のメイドになることに成功、夫婦の一人娘テアの子守役も兼ね、次第に家族の信頼を獲得していくが…。
謎めいたフラッシュバックで次第に解ってくるが、女の目的は不明のまま。「一体この女は何者で何を考えてるんだろう」と、ずっと考えてしまう。このタイプのミステリーは少ない。殆どの作品は主人公はどうしたいのかはっきりしていて、脇役達の出現で「こいつら何や!」って事になる。珍しいタイプのミステリーだ。ラスト近く衝撃的な全容を明かされることになるが、ラストも良いし、文句なしの秀作。