ネブラスカ魂(1948)
上映時間:88分
出演:
アラン・ラッド
ブレンダ・マーシャル
ロバート・プレストン
ドナルド・クリスプ
ウィリアム・デマレスト
A・ラッド主演の古典西部劇、1916年と1926年に作られた作品のリメイク。5年後の「シェ−ン」に先行するA・ラッドの二挺拳銃の捌きは、これが彼の初西部劇であるとは思えぬほどの巧みさ。「シェ−ン」の原型は既にここに造形されている。
西部に於ける拳銃の所持はむろん自衛のためもあったが、カウボ−イにとっては落馬した際に鐙からブ−ツが離れずに引き摺られた時、身を守るために馬を射殺するために所持したものだと聞いたことがある。そのころの拳銃の装着の仕方は腰高にベルトを締めていた。それが映画の中で決闘シ−ンがもてはやされるようになって、早撃ちをしやすいようにガンベルトをずり下げ、末端の皮ヒモで脚に結びつけるようになったのだという。それゆえ、拳銃を二挺持つということはそれだけで職業的なガンマンであることを現わす。この映画のラッドは鉄道会社に所属する保安員であり、「シェ−ン」のラッドはカタギでないことを現わすのである。